建築現場や工事現場の写真は説明を受ける側、見る側にとって解りやすいものである必要がある。
この明快で伝わりやすい現場写真の必要性は以前から感じており以前、国土交通省大臣官房官庁営繕部が編集する書籍資料を紹介した。
改訂版の資料も満足できる内容であったが、具体的な写真例がもっと豊富であればより理想。
そんな思いをかかえていた矢先にTSUTAYAで今までの希望をかなり満たす参考書的な「最高の工事写真の撮り方」という書籍を発見。即購入した。
工事現場の写真の撮影で良く戸惑っていたのは現場によって採光量が全く異なる点。
逆光のケースや、日光不足でかつ配管系等で暗い部分の撮影での撮影の角度などはかなり参考となる。
ボリュームがあり写真の事例も豊富でありかつ価格帯も安価。
前回ご紹介した書籍よりも正直満足度はかなり高い。と言うよりもこちらの方が良い。(個人的な意見)
不動産の広告チラシに載せる場合でも施工状況や床下の処理など見えない部分の写真が加わると良心的な資料として仕上がる可能性も感じる。
メジャーな分野ではないため、多くは発行されないと予想されるので必要な方は在庫をまず確認しておくと良いだろう。