EWとは(Engineering Wood)の頭文字の略称。(エンジニアリングウッドと読む)
エンジニアリングウッドは、耐震構造を求められる構造用の壁面に使用される構造用の集成材であり耐力壁とも呼ばれる。
耐力壁(たいりょくかべ、もしくはたいりょくへき)は水平方向からの荷重に対して強い耐力を保持する壁のことであり、地震によるいわゆる横揺れや強風を伴う台風などに強い構造を求める際に重要な建築資材として用いられる。
建築図面上では略称として耐力壁ではなく英語の略称であるEWと表記されるケースが多い。
木造建築物は一般的に水平方向からの荷重に対してはRC造などと比較すると弱く構造上の欠点となりうる。
その為、木造の建築物を建築する際には各階ごとに一定基準量以上の耐力壁(EW)を使用して建築することが義務付けられている。