ISO9000とは、ISO(国際標準化機構)が1987年に定めた「品質管理及び品質保証に関する一連の国際規格」のこと。
1992年の欧州の市場統合をきっかけとして、「ISO9000シリーズによる品質システム審査登録制度」が生まれ、ボーダレス化の波にも乗ってさまざまな産業分野で世界中に広がっている。
しかし、審査登録機関や審査員によって「規格の解釈が異なる」という企業側の不満も高く問題点も多いのが実情。
JISマークとは1949年に制定された業標準化法により、わが国の鉱工業品の技術的事項を統一するために定められた日本工業規格のこと。
この規格に適合した鉱工業製品や、同品を製造する工場に表示される認定マークがJISマークである。
JISの認定を受けるには、その商品に関連する省の大臣の認定を受ける必要がある。
住宅のモジュール(設計基準単位)を1m間隔で設計すること。
●メーターモジュール=単位100センチ
●尺モジュール=単位91センチ
木造住宅では尺モジュール(91cm)が一般的に使用される。
尺モジュールに比べ、メーターモジュールの設計は住空間が約20%程度アップする。
新築などの設計を行う際は、モジュールの単位の確認を行うことが大切。
ラルクロスとは1990年、ドイツの壁紙メーカー14社によって設立された「壁紙品質保証協会」と「RAL」(ドイツ品質保証表示協会)が定めた品質規定に合格した、世界的に評価の高い壁紙の事。
PL法とは1995年7月に施行された製造物責任法のこと。
PL法の具体的な内容は製造物の欠陥によって、身体機能や財産に被害を受けた場合、故意・過失を問わず、製造メーカーや輸入元が賠償責任を負うというもの。
アメリカではPL法は早くから導入されており消費者側が裁判などで金銭的に弱者の立場に立たされる傾向に本法が有効に機能していたが、日本では民法の見解から、不備や欠陥を証明出きない限り製造者側、設計側の不備を追求することが難しいという問題があった。
しかしPL法成立により一方的な弱者となりうる消費者側の立場が守られる可能性を持つようになっている。